想像以上の被害が予想される台風19号が近づいていますね。
前回の大被害にあった千葉県の教訓を得て、今回は各地で買いだめや事前避難がなされているようですね。
そんな中、やはり現代での衣食住被害の次に考えるのが、
「情報入手や通信手段の確保」
ではないでしょうか?
実際、普段、普通にスマホでできている事が出来なくなると本当に困る様子がテレビでも映し出されていましたね。
それで、この記事では、台風の時に、スマホの電波と充電の心配やつながらない状況にどう備えたらよいかをリサーチしました。
目次
台風でスマホ電波と充電がヤバい!
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50878010R11C19A0MM0000/
台風では電波に障害が発生する!
まず、台風などの災害で必ず発生するのが、繋がりにくい状態、つまり電波に障害が発生するという状況ですね。
これには複数の要因がありますが、前回の千葉県の台風被害では、3社の復旧に、
「約8日」
も掛かっています。
その後も停電エリアでは、使用不可など状況も続きましたね。
要因としては、
- 携帯電話基地局が台風の被害(浸水や停電)を受けて停止。
- 混乱を避けるため、各基地局で対応できる回線数を意図的に制限する。
- 移動基地局(専用車)で対応する場合は、扱える回線数に限界あり、バッテリー交換時などのメンテナンス時にも不安定になる。
というようなことが主に挙げられます。
私たちの見えない所での様々な要因が、スマホ電波に障害を与えて通話を不安定や使用不可にさせてしまうことがよく分かりますね。
計画停電でもスマホのバッテリーに充電できない!
引用:https://aprico-media.com/posts/2528
各ユーザー側として、次に困るのがこの、
「バッテリーに充電できない」
ということですよね。
通信系のサービスは生きていても、スマホ自体が電池がないと、何の意味もないです。
以前、私も充電が30%くらいの時に停電になった経験があり、とても後悔した記憶があるんですね。
さらに前回の千葉県では、電気が復旧しても、「計画停電」という大地震の時と同じ感じで電気が供給されにくい時もあったんですね。
自分がしたい時に充電できない、ということもよく発生していたようです。
困りますよね‥
つながらない時に備える最適なサービスはこれ!
画像③
では、台風で、スマホの電波がつながらない、そしてバッテリーに充電できない、という主に2つの被害を挙げましたが、どんな対応ができるでしょうか?
スマホ電波がつながらない時は「ネット通話アプリ」で対応!
ご存知のように、台風や地震などの災害時には、携帯電話回線は使用不可、または使用制限される可能性が高くなります。
また、最近は固定電話を持っていない方も増えていて、さらに公衆電話も減っていますね。
そうなると、身近で、
「通信回線を確保する」
という観点では、やはり、
「インターネット回線」
が、総合的に見て最適です。
もちろん、電話回線や光回線の設備に不具合があったり、停電時には使用できない可能性がありますが、例えば、
「停電は復旧しているが、携帯電話回線は制限されていてつながらない」
というようなケースでは役立ちます。
では、具多的にどんなサービス(アプリ)を利用すれば良いでしょうか?
私が使用しているサービスをお勧め順に3つご紹介しますね。
①「SMARTalk」
画像④
楽天が提供しているIP電話サービスです。
こちらがお勧めな理由は、他のサービスとは異なり、新規の電話番号(050~)を取得できる点です。
ですから、同じサービスを利用していなくても、(通話料金は発生しますが)
相手を選ばずに発着信ができます。
しかも、基本料などは全て無料です。
私も普段は二つ目の番号として利用しています。
非常時には、携帯回線が全て使用できなくても、自宅やコンビニなどの無線LANが生きていれば、相手のサービス(アプリ)に関係なく、通話することが可能です。
お申込み:https://ip-phone-smart.jp/notes/
②「LINE」や「Skype」
既に使用されていると思われる代表的なSNSですね。
LINEでは、グループチャットや、ネット回線電話も可能ですね。
Skypeはテレビ電話の先駆けですが、チャットも可能です。
相手も同じアプリを使用していれば、無料通話が可能になりますね。
現状では、日本では特にLINE人気が高く、ユーザーも多いため、
LINE側の設備の負荷を考えると、災害時は、Skypeの方がお勧め
です。
注意点としては、SMARTalkは事前にweb上での登録が必要になります。
大きな手間はかからないので、すぐに手続きし、回線が生きている間にアプリをダウンロードしておきましょう。
もちろん、新規の050番号を親しい方に普段から伝えておくことも必要ですね。
バッテリーが充電できない時に最適なグッズはこれ!
台風でのスマホ活用に関して、もう一つ困るのがやはり、
「停電だとバッテリー充電ができない」
という事ですよね。
この点でのおすすめなグッズもご紹介しますね。
①ソーラー式モバイルバッテリー
一番のお勧めは、これです。
通常のモバイルバッテリーは当然ながら使い切った時点でコンセントへの電源が回復していなければそれで終わりです。
しかし、太陽光に当てておくだけで発電できるソーラー方式は、繰り返し充電できます。
ただ、
「充電がかなり遅い」
という不満もありますね。
それで、ソーラー式モバイルバッテリーを複数準備して置き、それを交互に充電使用していく、
という方法が一番賢いですね。
製品参考:
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/electronics/2146222051
②車のシガーソケットからの給電
引用:https://estpolis.com/2019/02/53224.html
車を所有していて、ガソリンさえあれば、この方法での充電が一番早いですね。
そのためには、万一に備えて、常にガソリンを満タンにしておく習慣をつけておいた方が良いですね。
その他、手回しの発電充電器もありますが、ガラケーからスマホに移行した現状では、手回し式での発電は現実的ではないと、専門家も判断しているんですね。
それで、順番としては、
「モバイルバッテリー」→「ソーラー式モバイルバッテリー」→「車でモバイルバッテリーを充電」
という形が良いと思います。
まとめ
まとめてみますと、
- モバイルバッテリーだけでなく、ソーラー式モバイルバッテリーも2,3個購入充電しておく。
- ガソリンも普段から満タンにしておく。
- SNS系だけでなく、SMARTalkに申込、アプリをダウンロードしておく。
という事ですね。
いかがだったでしょうか?
台風によるスマホ電波障害やバッテリー問題に対応するためには、
「普段から、複数の方法での備えを準備しておく」
ということが一番大切であることが改めて分かりましたね。
現時点で、まだ間に合う事をすぐに実施する!ということを意識して、毎年の台風や地震に備えて行きましょう。