「この人、運転下手だなぁ~」と感じた事は誰でもあるかと思います。
しかし、知人だと面と向かっては指摘しないことが多いので、もしかすると、自分自身も同じように感じられているかもしれませんね。
では、下手な運転とは、どのような所に表れるのでしょう?
男女問わず、そのような方にはどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、このような点と、上手になるために、運転技術以外に改善した方が良いポイントを考えていきましょう。
目次
誰もが嫌がる「下手な運転」とは?
誰もが「自分の運転は普通」と感じていることが多いのではないでしょうか?
ぶつけたりしなければ、運転が下手とは思いにくいですよね。
特に、普段、一人で運転する機会が多い方は、指摘してくれる方がいないという点では要注意ですね。
では、多くの人が感じる「運転が下手」の特徴をご紹介します。
少しでも当てはまる項目がないか確認しましょう!
「やたらに遅いか、逆にスピードを出す」
この両極端な人の車に同乗するほど疲れる事はありませんね。
やたらに遅いとこちらの方が、後続車が気になりますし、狭い道でもやたらに飛ばされると、ブレーキもないのに助手席で足を踏ん張ってしまって疲れますし、危険極まりないですよね‥
「ブレーキとアクセルの踏み込みがきつい」
いわゆる「カックンブレーキ」です。
これも非常に不快で、車酔いの原因です。
このような人は停車する時だけでなく、カーブで減速する時なども、急激にブレーキを踏むので、同乗者の頭が揺れる事にも気づいていないんですよね。
また、アクセルもブレーキと同じ操作方法です。
アクセルをスイッチと勘違いしているような踏み具合で、無駄に加速して急減速を繰り返すため、燃費にも車にも、そして安全面でもいいことないです。
「車線変更がヘタ」
タイミングを判断できなかったり、流れに乗れないためか、急な割り込みになってクラクションを鳴らされたりすることが多いです。
「まっすぐに駐車できない」
駐車の際も、車体が曲がっていることが多く、さらに、やけに左右どちらかの白線に寄って駐車する傾向があります。
このタイプの人は、自分も乗り降りしにくくなり、隣の車にドアをぶつけてもあまり気にしない、という感じの人が多いようですね。
「駐車時に何度も切り返す」
慣れている広めの駐車場でさえ、何度も切り返さないと駐車できない人もいます。
時間がかかり、タイヤの摩耗も早いですね‥
挙げればきりがありませんが、運転がヘタの方の主な特徴はこんな感じでしょうかね。
運転が下手な人の3つの性格特徴!
では、このような運転が下手は、練習や慣れで、運転スキルを向上させれば上手になるのでしょうか?
残念ながら、そうでは無さそうです。
なぜなら、このような方は、初心者ドライバーでは無いケースがほとんどだからです。
不思議なことに、ある程度、「運転に慣れている方に多いのが、運転下手な方」ではないでしょうか?
では、運転下手の原因はなんでしょうか?
それが、「性格の特徴」です!
つまり、「普段の性格が運転に表れているだけ」と言えるんです。
では、運転が下手の方にはどんな性格的特徴があるんでしょうか?
大きく分けて、次の3つに当てはまると考えられます。
【1】自分のやり方に固執しやすい
これまでの生い立ちや、生活環境、経験から、「自分のやり方や考え方が正しい!」という思いが強い方が多いようです。
そうなると、下手さに気づかず、指摘されても、受け入れる気持ちになりにくいといえますね。
【2】空気が読めない
自分がそのような運転をすることが、「相手や周囲にどのように映るか」を読む事ができません。
普段の生活でも、「場」や「置かれている立場」を意識できない特徴があるため、嫌われてしまっている事にも気づかない傾向があります。
【3】周囲への配慮が薄い
周りの人に対しての関心が薄いため、後続車や前の車、そして同乗者が「どう感じるかもしれないか?」を考えたり、予想することができません。
結果的に周囲を怒らせることが多くなります。
特にこの3つの性格特徴が、運転にも表れてくることが、運転下手が長年改善されない原因のようです。
このような人は、仮に運転スキルを向上させても、性格や考え方をある程度改めていかないと、「運転下手からの脱却」はできません。
運転が上手になるためには「2つの考え方を意識」する!
では、具体的にこのような性格特徴を改善するためにはどうしたら良いのでしょうか?
【1】「自分のやり方はベストではない事を理解する」
これまでの人生で、自分では普通に行い、問題なかったことも、たまたまそうだっただけということがありませんか?
周りの環境とか周囲の優しい方によって、薄めてもらっていただけの事もあります。
また、さらに効果的、または、周りから好感を持たれやすいやり方というものが存在することは多いですよね。
この点を意識すると、「よりベターな言動を求める」ようになり、他人からのアドバイスも聞きやすくなったり、運転に関しても、周りに好感を持たれるような運転を意識できるようになります。
【2】「いつも第三者目線で自分を見るようにする」
「客観的目線」という事ですね。
これがあれば、
「自分のブレーキで、助手席の人の頭がよく揺れるけど、どんな気分になるかな?」
「ウインカーをこのタイミングで出すと、自分が後ろのドライバーだったらどう感じるか?」
「これだけ曲がって駐車している人を周りの人だったらどんなドライバーって思うかな?」
など、これまで、あまり意識してこなかったことを考えられるようになっていきますね。
本来、子どもの頃に学ぶべきことですが、環境的に学べなかった方や、大人になって、立場や状況であまり考えられなくなってしまった方もいるかもしれません。
このような「客観的見方」ができると、日常生活でも、自分の言動や、人の言動も冷静に考えられるようになり、車の運転を含む、様々な「下手な言動」をできるだけ避けていく事ができるようになりますね。
いかがだったでしょうか?
運転が下手な人の性格特徴と上手になるための秘訣を考えてきました。
運転技術アップも大切ですが、そのベースにある「性格特徴」を改善する意識を少しでも持つことが大切でした。
「性格は変わらない」とお感じの方もいるかと思いますが、どちらかというと、「視点や考え方を学ぶ」という学習になりますね。
学ぶ(意識する)ことは誰でもできるので、心配することはありません。
この意識の改善は、すべての生活で、より好かれて、人生を楽しくする秘訣でもあるので、運転という分野だけで考えるのではなく、トータル的な観点で考えた「性格改善」を意識していきましょう!
まとめ
運転が下手な人の性格特徴は?上手になる秘訣はこれ!
- 「運転の下手かも‥」を意識する!
- 運転が下手な人の4つの性格特徴を考える!
- 運転が上手になる2つの「考え方の改善」を意識する!