コロナウイルス禍で自宅でのネット使用量が激増しているようですね。
外出、出勤自粛が長引く中で、交友や業務対応には、ネットを使用するしかないので、当然の流れと言えます。
私も以前から、自宅のwi-fi(ネット)環境を安く整えるため、あらゆる回線を使用してきました。
そんな中で、これまで自宅でwi-fiを使用してこなかった友人からは、
「安定している安い自宅wi-fiのおすすすめってなに?」
と尋ねられることが多くなりました。
そこで、今回の記事では、
2020年の現時点で、おすすめできる安定した自宅wi-fi回線と、安いだけで選んではいけない落とし穴を私の経験からご紹介しますね。
目次
【2020年】自宅wi-fi おすすめの回線種類はこれ!
引用:https://www.watch.impress.co.jp/netgear/review78/
自宅wi-fi おすすめの回線種類とその理由は?
結論から言うと、私の経験上、自宅wi-fiの安いおすすめ回線は、
- テレビ通話(会議など)を定期的に実施しない方→「ホームルーター」
- テレビ通話(会議など)を定期的に実施する方→「光回線」
となります。
理由としては、
「テレビ通話はかなりのデータ量が発生するため、
ホーム(モバイル)ルーターだと低速化や不安定になりやすい」
という事が最大の選択ポイントとなります。
当然ですが、YouTube以外の動画配信サービスを頻繁に観たい方も、データ量から考えると、選択肢は、
「光回線」のみ
となりますね。
この辺りの事情は、下記の、
「【2020年】自宅wi-fi 安いだけで選んではいけない理由は?」
で経験した詳細をお伝えしますね。
では、その前に、それぞれでおすすめできる具体的な自宅wi-fiと安くなる代理店をご紹介します。
自宅wi-fiのおすすめ ホームルーターなら「wi-max」!
引用:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1156280.html
まずは、
「テレビ通話(会議など)を定期的に実施しない方」
向けの自宅wi-fi「ホームルーター」のおすすめですね。
ご存知かと思いますが、
「ホームルーター」は、回線工事が必要なく、申し込むと、数日以内で使用できる、というメリットがあります。
softbankAirより「wi-max」がおすすめな理由は?
現状、実際に「使える」モバイルルーターの選択肢は、ほぼ、
- softbankAir
- wi-max
の2つかと思っています。
私はこれまでの数年間で、それぞれのホームルーターをそれぞれ異なる場所で、2回ずつ使用してきました。
その経験から感じている事は、
「softbankAirはデータ制限はないが、wi-maxより回線速度が遅く安定しないことが多かった」
という事です。
wi-maxの電波が入らない所で、softbankAirが電波良好で契約した時もありましたが、しばらくの期間使用していると、混雑時や夜間の回線速度がwi-maxより低下しました。
wi-maxの回線速度は高速で安定している!
引用:https://itigic.com/ja/what-is-wimax-and-how-does-it-work/
逆に、wi-maxの回線速度や安定性はどうでしょうか?
そもそも、公開されている回線速度(下り)が、
- wi-max→897Mbps
- softbankAir→481Mbps
のため、最初から、かなりの差があるんですね。
※2020年3月時点
この状態で、混雑してくると、softbankAirでは、HP閲覧も難しくなることが
良くありました。
それと比べて、wi-maxは、電波状況さえ良ければ、日中では、実測値で、70Mbps前後は安定して提供されていたんですね。
それで、
「自宅wi-fiでは、SNSやyoutubeしか見ない」
という事で無ければ、やはり、
「wi-maxの方がストレスが少ない」
のでおすすめですね。
料金に関しては、softbankAirは2年契約、wi-maxは基本が3年契約で、さらに、各代理店のキャッシュバックなどもあるため、平均した比較が難しい状況なんです。
実質の月額料金なども考慮すると、多少、softbankAirの方が、結果的なランニングコストで割安になる場合もありますが、その代わりに、中途解約がwi-maxより割高になってしまうケースもあるんですね。
両方を使用した経験がある私の感想としては、多少の割高となったとしても、
「ホームルーターとして安定した回線速度のwi-maxがおすすめ!」
と言えます。
「wi-max」の安いおすすめ代理店は「GMOとくとくBB」!
引用:https://www.nuro.jp/article/providersetservice/
では、wi-maxのおすすめ代理店はどこが良いでしょうか?
2020年5月時点でのおすすめは、
「GMOとくとくBB」
です。
他のプロバイダと比較して、下記がメリットと言えます。
- ・ギガ放題プラン(3年間)での実質基本料金が3,513円!
※キャッシュバック27,000円を36か月で割り振った場合。 - ・3か月目以降も基本料金はそのまま。
3年いう長期契約だと、途中から基本料金が上がっても気づかないことがありますね。
なので、「一定の基本料金」の方が安心感があるかと思います。
ただ、「GMOとくとくBB」は、キャッシュバックの申請を忘れやすいので、申請期限をスケジュールするなどの注意が必要なんですね。
詳細は下記からご確認下さい。
自宅wi-fiのおすすめ 光回線なら「BIGLOBE光」!
引用:https://www.nttdocomo.co.jp/support/hikari_trouble/network/
では、次に、
「テレビ通話(会議など)を定期的に実施する方」
におすすめの自宅wi-fiの「光回線」です。
「光回線」は、有線の光ケーブルが直接、宅内に引き込まれるので、
- 安定性
- 信頼性
- 回線速度
のすべてで、無線のホームルーターを上回ります。
※光回線提供エリア外や未導入マンションでは、ホームルーターかADSLの選択肢となります。
「BIGLOBE光」がおすすめな理由
よく、
「光回線は、スマホのキャリアと合わせたセット割引がお得!」
と言われていますね。
確かにそれは事実の場合が多いです。
ただ、家族の人数や契約しているプランに応じて、お得具合は変化していきます。
「大人数の家族で、全員がドコモで、プランもデータプランの大容量を契約している」
というようなケースでは、
「ドコモ光」
などキャリア提供の光回線サービスを選択すると良いでしょう。
しかし、そうでない場合やスマホが格安sim系の場合は、割引がなかったり、少額のため、
キャリアとは無関係のプロバイダで契約
した方が良い場合もあります。
2名ほどの家族であれば、現時点で、安定していて安いプロバイダーのおすすめは、
「BIGLOBE光」
です。
BIGLOBE光をおすすめする理由は、
- 使用者が多く、プロバイダ歴史も長く信頼性がある。
- どの地域、スマホでも平均して安くなりバランスが取れている。
- 契約前~契約後までの対応が早い。
などを挙げることができます。
私はこれまで、「戸建て」も「マンションタイプ」でも、4,5社の光コラボやプロバイダサービスを利用してきました。
その中で、平均して満足できるのが、現状使用しているBIGLOBE光です。
最近は、「NURO光」も話題となっていて、地域によっては最安となる事もありますが、信頼性の面では、歴史が長く利用者が多い光コラボを選んだ方が良いと感じています。
「BIGLOBE光」の安いおすすめ代理店は「NEXT」!
引用:https://join.biglobe.ne.jp/ftth/hikari/
BIGLOBE光の契約は公式サイトからも可能ですが、私は色々とリサーチした結果、
「株式会社NEXT」
のサイトから申込ました。
この代理店は、各種光回線を扱う会社で、「工事費無料とキャッシュバック」額の両面では、2020年5月現在では、一番お得に申し込める代理店となっています。
代理店は、基本的には契約するまでの付き合いのみですので、プロバイダ(BIGLOBE光)以外のキャッシュバック額ができるだけ有利な代理店を選ぶ事が重要ですね。
代理店からは、申込や工事に関する電話がありますが、対応面でも全く問題ありませんでした。
詳細は下記からご確認ください。
【2020年】自宅wi-fi 安いだけで選んではいけない理由は?
引用:https://simchange.jp/post-142606/
ここまで読んできて、
「やはり、手軽さでも料金的にもホームルーターの方が良い!」
とお感じになった方もいるかと思います。
最初にお伝えした通り、私の経験では、ある程度のデータ量が発生するサービスを使用しないのであれば、wi-maxを、制限が掛からないように使用すれば支障ないかと思います。
しかし、そうでないなら、つまり、
仕事でのオンラインテレビ会議や映画視聴サービスなどを使用する
のであれば、自宅wi-fiは手軽さや安さだけで選んではいけません!
なぜでしょうか?
wi-maxは意外と早く制限が掛かってしまう!
wi-maxは、無制限プランであっても、
「3日間で10GB」
を使用すると制限が掛かります。
私も、
「そんなに使わないから大丈夫!」
と感じていました。
しかし、このコロナウイルス影響での自宅でのオンラインワークや動画視聴などが意外なほどにデータ量を消費することが分かってきました。
例えば私の場合のある一日では、
- zoomでの合計約2時間の打ち合わせや商談→約1.5GB
- 動画配信サービスでの映画視聴→約4GB
などを消費していました。
こんな感じですと、
「3日間で10GB制限」
が、すぐに掛かってしまいますね。
wi-max 「速度制限+回線混雑時」の落とし穴に注意!
しかし、wi-max側の説明では、制限が掛かっても、
「youtube再生が可能なくらいの速度は確保する」
と言われていますね。
確かに、多くのケースでは、比較的データ量の少ないyoutube視聴で、止まってしまうことはありませんでした。
しかし、意外な落とし穴だったのが、
「wi-maxの制限中+回線混雑時間帯」
でした。
つまり、「wi-max制限」と「回線混雑時間帯」が重複する時の予想外の状況です。
私の経験では、wi-maxの混雑時間帯は、夕方5時くらいから始まり、深夜以降まで継続しました。
制限がない状況では、混雑していても、通常のネット使用に問題ない状況でしたが、この、
「wi-maxの制限中+回線混雑時間帯」
の状況だと、とんでもない回線状況となりました。
具体的には、速度制限中でも、日中は、5~6メガの速度は確保されていましたが、夕方5時頃になると、急に、1~2メガの速度に低下しました。
そして、夜7時頃を過ぎると、回線速度は、上下共に、なんと、
「1メガも出ない超低速な状況」
が続く事になってしまう事が頻発しました。
速度が1メガも出ない状況ですと、普通のHP閲覧も出来ない状況ですので、とてもストレスの多い状況となります。
この状況が、明け方まで続く事が多かったですね。
「回線低速+回線混雑」状況では全く仕事ができない!
引用:https://www.enworld.com/blog/2020/03/abroad-over-time
お分かり頂けると思いますが、このような回線状況ですと、動画配信サービスの閲覧は勿論、zoomテレビ会議なども、不可能な状況でした。
テキストメールくらいは何とか送信できる状況ですが、その時間帯のネットを利用するその他の仕事は、ほぼ不可能になってしまったんですね。
これは、実際に回線を契約使用してみないと分からない状況かと思いますが、
夕方~夜にかけて、ネットをある程度利用したい方(ほとんどの方?)にとっては、
大きな落とし穴!
となりました。
こんな経験から、私は少なくても、
- テレビ通話(会議など)を定期的に実施しない方→「ホームルーター」
- テレビ通話(会議など)を定期的に実施する方→「光回線」
という条件で、
もっと言うと、
「夕方以降のネット使用データが多い方は光回線」
をベースに、自宅のwi-fiを決定することをおすすめしています。
いかがだったでしょうか?
確かに、
「安さだけで自宅wi-fiを決定すると、意外な落とし穴がある‥」
ことをお分かり頂けたと思います。
現時点で、自宅ワークが継続している中で、仕事にも支障がるため、私は先月から、御紹介した、
「BIGLOBE光」
に変更しました。
この快適さは本当に素晴らしい!
と感じています。
混雑時でも、100MBを下回る事は、あまりない状況ですので、zoom打ち合わせや映画視聴など、夕方以降でもストレスを感じることなくできています。
wi-max解約により、多少の違約金は発生してしまいましたが、やはり、仕事やネット上のコミュニケーションや趣味より、
「安さを優先すると、大きな支障が生じる」
事を体験したので、
「有線での光回線に変更して良かった!」
と感じています。
値段自体も、wi-max使用時と、BIGLOBE光使用時では、
約1,000円/月
が、増額されるくらいで済みました。
コロナウイルス影響が終了しても、今回のオンラインワークへの移行はどんどん進んでいくと予想されています。
それで、ネットの利用も増加することは間違いないので、皆さんも、ご自分の環境に合った自宅wi-fiを検討頂ければと思います。
私の経験が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
まとめ
自宅wi-fiでのおすすめは?
- 夕方以降のネット使用があまりないなら、ホームルーター(wi-max)!
- 夕方以降のネット使用が多いなら、光回線(BIGLOBE光)!
- 「回線低速化」+「回線混雑時間帯」の落とし穴を予想する!
- 安さだけで自宅wi-fiを選ぶと悲惨な状況になることもある!