対人コミュニケーション

【嫁姑問題】 夫の「理性的な対応」が最善の解決方法なのはなぜ?

嫁姑問題1




嫁姑問題‥

これは、夫にとっては、「永遠に解決しない問題」と感じる方も多いようですね。

確かに、嫁姑問題は、

  • 結婚前までの2,30年の母親(姑)との「親子関係」
  • 親元を離れて、妻と固く結ばれる「結婚関係」
  • 嫁姑の女性同士でも年齢による「人生経験の違い」
  • 男性と女性の「感じ方の違い」

など、あまりに多くの観点が入り乱れる問題と言えますよね。

しかし、そうであっても、嫁姑問題を深刻化させることなく、上手に緩和してきている家庭もたくさんあることも事実です。

どこが違うんでしょうか?

それは、間に入る、「夫の対応の違い」なんです!

実際、夫の積極的かつ理性的な対応こそが、嫁姑問題の最善の解決方法と言えるんですね。

では、夫はどのような立ち位置、認識の元で、最善の対応ができるのか、実際に嫁姑問題に対応してきた私や、この面で成功してきた友人の経験を含めてご紹介しますね。





嫁姑問題では夫の「対応立ち位置」を明確にする!

いがみ合う嫁姑

嫁姑問題で、夫が一番やりがちなミスは何でしょうか?

それが、「関与しようとしない」という立場をとることです。

心情的には、「こっちは仕事で忙しいんだし、女性同士でやってよ‥」と言いたくなるような気持ちは充分に分かります。

私もそう感じましたので‥

しかし、このようにすると、ほとんどの場合は、年齢や立場的に弱い、奥さんの方が苦しむ事になる事は間違いありません。

奥さんが余計なストレスを抱えだすと、当然ながら、夫側、そして、いるなら子どもの感情的成長にも大きな影響があるんですね。

では、夫の対応方法として「賢い立ち位置」には何が関係しますか?

私は、下記の2点が、そのベースとなると感じています。





【1】妻の置かれている立場を理解する

姑の手中

多くの女性は、結婚して、夫だけでなく、その家族、とりわけ姑とも仲良くやっていきたい、と思って結婚を受け入れていきます。

特に日本では、まだ古い考え方が世間にはあるので、男性側が「婿」でもない限りは、「嫁を貰う」「夫の家に嫁ぐ」というような考え方が根強くありますよね?

ですから、結婚後、仲良くしたい願いと正反対になっている生活は、妻にとって、相当のストレスとなることが分かります。

しかも、それが、何十年と続くわけです‥

まずは、夫が、この妻側の心情や状況を良く理解してあげることが重要ではないでしょうか?





【2】結婚の根本的な「優先順位」を考える

母 夫甘える

「母親と妻のどっちが大切?と迷っている時点で夫だけでなく男性として失格!」

これは、私の知人の結婚カウンセラーの方が、生徒の男女に教えている根本論理なんです。

実に明快ですね!

つまりは、結婚という取り決め自体が、

「親を離れて、愛する人と法的にも一体となる」

という事ですので、この時点で、親との関係より、配偶者との関係の方が濃くなるわけです。

これは、個人差や意見の違いというレベルの話ではありません。

ほとんどの国の法律でも、親子の血縁関係より重視されるのが婚姻関係ですね。

例えば、もし、夫と死別した場合、遺産の優先順位は夫の親ではなく、妻→子となりますよね?

つまり、法律でさえ、結婚関係を親子関係より重視しているわけです。

私に相談してくれる友人夫婦も含めて、嫁姑問題が大きい家族は、お互いにこの基本的な認識が理解できていない状況が多いと感じています。

それで、夫本人はもちろん、姑も

「母親より妻を優先するのが夫の務め」

「夫(息子)の家庭は独立した別世帯」

という根本的な結婚の原則を強く意識しておく必要があるんですね。

では、この点を意識した上で、嫁姑問題を解決するため、夫ができる「理性的な対応」とはどのような方法でしょうか?

夫の「理性的な対応」がお互いに最善な解決方法を生み出す!

結婚指輪

夫が具体的にできるおすすめ対応は下記の2点です。

【1】普段から母親との関係を適切な位置に置いておく

上記で考えた、「母親より妻優先」の姿勢を妻にも母親にも示す必要があります。

大事なのは、「問題が起きる前の普段からそうしておく」という事です。

本来、結婚した時点でそうしているべきなんですね‥

特に、母親と親しく育ってきた男性は、難しい点があるかもしれませんが、結婚する、という事は、新しい自分の一家の頭になる、ということですから、母親との関係に変化を生じさせなければなりません。

では、「適切な母親との距離」とは?

端的に言うと、「妻以上に母親と親しくしない」という距離感を保つ事です。

これは、同居していようが、生活している状況には関係しません。

例えば‥

「妻より母親に相談する」

「妻に母の料理の味を求める」

「実家に必要以上に頻繁に行く」

などはNGです!

嫁姑問題2

そして、この認識は、母親側も理解していなければなりません。

つまり、「息子の世帯は別世帯」とみていなければならない、という事ですね。

母親にこの意識がなく、やたらと介入して来ようとすると、嫁のストレスは倍増しますし、嫁姑問題が複雑になります。

ですから、夫とその母親の双方が、結婚の意味を理解し、母親が夫婦の関係を乗り越えて介入をしてくるなら、夫がそれを理性的に止めさせることが、嫁姑問題の最善の解決方法になるんです。

確かに、こう考えると、夫の立ち位置は非常に重要ですね!

【2】妻の一番の「味方」である事を感情で理解してもらう

カップル

女性は理解できると思いますが、これもとても重要ですね。

夫の方は、嫁姑問題の板挟みになる事を避けようとしがちですが、それでは、妻側としては、夫を「味方」と感じる事はできません!

良く考えましょう。

姑が近くに住んでいる、もしくは頻繁に接触があるような状況だと、妻は毎日「2対1」と感じるのが自然ですよね。

その中で、あえて結婚した夫が、姑の味方をしないまでも、「自分の側に立ってくれない」という事はとても大きなストレスではないでしょうか?

「無関心」ほど辛いものはないですよ。

私もそうでしたが、この辺りは男女の感じ方の違いもありますね。

夫からすると理解できないこともありますが、とにかく、家族の頭として、家庭を円滑にコーディネートしていく中で、妻の感じ方を理解することは非常に重要です!

そのためには、普段から、下記の2点を意識することが役立ちますよ。

①妻の話をよく聞く習慣をつける

話し合い

話が取り留めなく長くなり、「結局、何が言いたいの?どうして欲しいの?」と聞きたくなることもあるかもしれません。

でも、妻側は解決策を求めているのではなく、「共感してほしい」だけの場合も多いですね。

私の仕事には、心理カウンセリング面も含まれていますが、多くの女性は、この「共感」があると、元気に回復していきます。

でも、家庭に戻ると、またメンタルが低下します。

そのような方は、「家庭で夫に共感されない」と訴えているんですね。

それで、姑に対する愚痴であっても、感情を害することなく、「最優先すべき人」の感情を共感する時間を作りましょう。

もちろん、夫側も多忙ではあるので、時間は限られるかもしれませんが、大切なのは、「共感する時間を精一杯取り分けようと努力している姿勢」が伝わるかどうかですよ。

②先回りして「調整」する

嫁姑仲良い

妻本人に対しては、共感するだけでも良いかもしれませんが、それだけだと、姑側はいつまでも変われません。

それで、妻の感情に共感し、解決の糸口がありそうなら、いわば姑側に「先回り」し、言動を改めてもらうように上手に介入しましょう。

もちろん、ここでは、「妻がこんなに不満に感じている」などの、後で妻が責められかねない表現は絶対NGです!

それよりも、こんな感じがいいですね。

「自分が見ていて、多分、妻はこのように感じるかと思う‥
なので、お母さん側として、今後は~のようにしてほしい」

あくまでも、自分が見ていてこう感じる、というようなニュアンスですね。

この感じだと、角が立たずに上手に嫁姑問題をコーディネートできます。

母親側は、すぐに応じないかもしれませんが、そこで引いてはいけません。

母親にも、です!

いかがだったでしょうか?

仲良い嫁姑

嫁姑問題に関して、完全に「解決」する事は難しいかと思います。

しかし、私は上記の事を意識して実践してきたら、嫁姑問題がかなり「緩和」されました。

そのためには、嫁と姑両方に関係ある夫が、上手に「中間コーディネート」をすることが役立ちます。

夫は結婚という取り決めを、あえて選んで一家の頭となりました。

それで、「配偶者を最優先する」という基本的な認識を強めながら、親に対する適切な敬意も示していきましょう!

まとめ

【嫁姑問題】 夫の理性的な対応が最善の解決方法なのはなぜ?

  • 嫁姑問題での夫の「立ち位置」は完全に「嫁」側であることを明確にする!
  • 妻の感情を理解するように努力する!
  • 母親に粘り強く、具体的な改善提案をしていく!