40代以降になると、「若ハゲ」傾向がない方でも、髪の毛が薄くなっていく事が気になりだしますよね。
「おでこ」からと「頭頂部」からの2パターンで薄くなる傾向が多いと思います。
こうなってくると、とにかく必死で隠そうとする40代男性が多いようですね。
でも、隠そうとすればするほど、周りからは不自然に映ることに気づけないんですよねぇ。
私自身も30代半ばくらいから、薄毛が気になりだし、色んな事を試してきました。
その中で、「髪の毛が薄い場合の考え方」を経験から考えてきましたので、今回はその点をご紹介しますね。
薄毛を「前向きに」受け入れる
ご存知のように毛量は個人差が大きいですね。
40代でもフサフサした同年代に囲まれて生活していると、自分だけ「病気」のような気がすることもあります。
もちろん、病気が原因の脱毛症もありますが、多くの場合、40代では、老化による脱毛が目立ちだす年代と言えます。
実際、2012年の調査では、20代以上の男性では45%以上が薄毛や抜け毛を気にしていた、という結果がでており、当然ながら、年代を重ねるごとに割合は高くなりますね。
確かに、医師も、薄毛の原因として、「老化と男性ホルモンの影響」を指摘する点は現在でも変わりません。
ですから、私は40代に入ってからは、下記の点を意識することにしてきました。
- 40代以降で髪の毛が薄くなるのは男性の自然な傾向!
- 周囲の40代にフサフサの方が多くても、日本人男性全体の40代以降は薄毛が多い!
- 40代男性の薄毛に合った髪型を取り入れた方が魅力が増す!
こんな見方で、「薄毛を自然なこととして受け入れる姿勢が一番大切」かと思っています。
実際、海外のミドルエイジ男性は、堂々とハゲてる方は多いですよね。
もちろん、髪の色、頭の形、顔の彫りなど、ハゲでも似合う要素がアジア人とは違う事もよく分かります。
しかし、そういう物理的なことではなく、ミドルエイジとしての構え方としての、堂々とした態度から、「薄毛は当然だろ?」という見方と立ち振る舞いを学ぶことができませんか?
海外の女性だけでなく、日本の女性にも、ハゲそのものというより、その「薄毛を堂々と受け入れて余裕の構え方ができているミドルエイジ」に魅力を感じる方は意外と多いんですよ。
確かに最近は、中年のハリウッドスターでも、ハゲやスキンヘッドの俳優が多くなってきましたよね。
それで、まずは、男性の自然の傾向としての薄毛を前向きに受け入れていく構え方を持ちたいですね。
薄毛の「予防・対応」を欠かさない
では、まずは、「薄毛を前向きに受け入れる」姿勢が大切であることが分かりました。
このことを意識した中で、それ以上、薄毛を進行させない日頃の「対応」を実施していけば良いのです。
「対応」というと、どのくらいの範囲やレベルなのか?って感じますよね。
私はこの面では、経験上、下記の2点が「適切な対応範囲」と思っています。
【1】頭部の血行改善
薄毛の大きな要因は、「血行不良、毛穴詰まり、男性ホルモン」の3点と言われています。
この中で、男性ホルモンをコントロールする以外の2点は自然な毎日の習慣や努力で向上させられますね。
特に「血行不良」は大きなデメリットです。
なぜなら、頭皮の血行不良は、「頭部全体の血行不良」を意味しているからです。
つまり、頭皮が血行不良にある状態は、脳をはじめとして、頭部になる目、耳、鼻などの各器官にも悪影響を与えている事になるわけです。
40代から急速に増加する緑内障や白内障、難聴、脳腫瘍、痴ほう症などの重病は、血行不良が要因にある、と教えている医師も多いですね。
一番大切な脳と五感に関係する器官にも影響を与える頭部の血流不足を解消することは、単なる頭皮や薄毛改善観点だけでは済まないとても重要なポイントであることが分かります。
具体的な頭部の血行改善方法は別記事でご紹介しますが、私は医師や専門家に勧められる次の5つを意識しています。
- 鎖骨ほぐし
- 首の後ろのマッサージ
- 頭皮マッサージ
- 耳のマッサージ
- 睡眠
それぞれのマッサージは検索すると色々な方法が出てきますが、大切なのは、特にこの4か所の凝りを日頃から意識して緩和していくことですね。
そして、さらには、寝不足が続くことを避ける事も体全体の血行に大きく関係することも忘れないようにしましょう。
そうすれば、頭部全体の血流を促し、結果的に頭皮の血流も改善され、頭皮が柔らかくなり、抜け毛予防にもつながる、という流れになりますね。
【2】頭皮を清潔に保つ
これは良く言われますね。
普通にしていれば問題ないはずですが、シャンプーの習慣が悪い方は、毎日洗っていても、清潔でない場合があります。
つまり、「洗い方」がダメダメだ、という事があるわけですねぇ。
特に強調されるのは、「髪の毛ではなく、頭皮をやさしくじっくりと揉み洗いする」という点です。
温泉などで見ていると、これができていない男性がとても多いですね。
そして、シャンプーは時間をかけて、しっかりと洗い流すことも不可欠ですよ。
私は、以上2点を注意して実行する生活を半年くらい続けたところ、抜け毛が明らかに少なくなってきました。
「これだけ?」とお感じかもしれません。
しかし、この2点以上の事は、「自然に反する対応」と感じています。
つまり、脱毛原因の1つである、男性ホルモンを抑制させる薬や育毛剤などの使用は、たとえ医師が処方していても、長期的にみると、「自然に反する」過剰対応と感じる専門家も多いんですよ。
ですから、私も、「自然の範囲内での薄毛対応と髪型」を日頃から意識し、あとは自然に薄くなっていく事を受け入れた構え方でいる、という考え方が最善と感じています。
いかがだったでしょうか?
40代男性にとって、髪の毛が薄い事は自然の流れで、基本的には「受け入れていく」という姿勢が重要でした。
その中で、日頃から、頭皮だけではない、頭部全体、体全体の血流を改善する方向性を意識していくようにしていきましょう!
まとめ
【40代男性の髪型】 薄い場合の「考え方」はこちら!
- 全体的な統計では、40代で薄くなるのは当然!
- 薄毛を前向きに表現していく!
- 頭部全体の血行改善を意識する!
- 正しい洗髪方法をマスターする!