クイーンの映画「ボヘミアンラプソディー」の興収が、今月4/11までに、128億5651万円を記録したそうですね。
ついに、歴代1位と言われきた「美女と野獣」(124億円)を超えました!
実は、日本でのクイーンブームはこれで3回目と言われています。
最初のブームが、黄金期と言われた1975年。
次が、2004年に木村拓哉が主演したドラマ「プライド」のタイアップ曲として使われた時。
そして、3度目のブームが今回で、今までクイーンのことを知らなかった世代にも楽曲の良さが広まっているようです。
このようになると、クイーンの音楽だけでなく、メンバーの仲や学歴など、メンバーのパーソナルに関しても「知りたい!」という方が増えています。
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それで、この記事では、クイーンメンバーの性格に関してご紹介しますね。
クイーン メンバーそれぞれの性格は?
引用:https://screenonline.jp/_ct/17217091
メンバーのそれぞれの性格に関しては、映画でもかなり描かれていましたよね。
映画を観ていない方は、性格に関してもかなり理解できますので、まずは映画を観るようにおすすめします!
では、映画にも描かれているクイーンメンバーの性格を一人ずつまとめてみましょう。
【1】フレディ・マーキュリーの性格は?
引用:https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28964
フレディは、思いやりとわがままさが天才的に共存するスター気質がある人物と言えます。
メンバーの中でも、プロ意識がとても強く、ステージでお客を楽しませることや、売れていくことに関して、他のメンバーより、「よく考えていた」ことがすごくわかる性格ですね。
もちろん、奇抜なところや無鉄砲なところもあり、度々、メンバーやスタッフとトラブルや口論にもなっていますが、衣装だけではない、音楽性やバンドの見せ方に関して、「フレディのアイデアがなければ、クイーンはあそこまで有名にはならなかった」という評価は多いですね。
1975年の雑誌のインタビューで、ブライアンはフレディに関して、
「彼のことを傲岸不遜だと思ってる人もいるだろうけど、実際のところ、彼が不遜な態度をとるのは、それが許されると分かっている時だけなんだよ。バンドが今いるポジションまで到達することができた最大の理由のひとつは、間違いなく彼というドライビング・フォースがあったからだ。」
と語っています。
このような、頭の良さ、特異な感性、センスやアイデアを持ち合わせ、度胸を試すようなところも戦略的にありましたが、それでも、メンバー間では、基本的にシャイで誠実さを持っていたようです。
フレディは、基本的に優しく、人を楽しませようとする純粋な性格でした‥
ブライアンにエイズを告白した時の「本当にごめんね‥」というような様子からもフレディの素の性格が分かりますよね。
やはり、このような天才的なセンスを持っている人は、そこが受け入れられないと周りとトラブルになりますが、でも、基本的な人格の良さがあるので、一時期の不仲があっても関係を修復することができるんですね。
映画製作後のブライアンたちのフレディに関するコメントなどを聞いていても、フレディがトータル的に「ボーカルとしてだけでなく、人間として愛されていた」ことがよく伝わってきましたね。
【2】ブライアン・メイの性格は?
引用:http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/prat-4f4a.html
ブライアンは、多くのヒット曲を作成し、バラエティに富んだメロディー作りでバンドに貢献した支え手でした。
宇宙工学の研究者、中学の教師などの職歴からも、ブライアンはフレディとは対照的に落ち着いて、理性的に判断ができる、いわばバンドの「女房役」であったと思います。
ブライアン自身も、特にバンドの根幹である作曲面に関して、間違いなく類まれな能力を持っていました。
しかし、他の才能のフレディと衝突する時にも、最後まで強硬に言い張るようなことはあまりなかったようです。
大人の「女房役」ですね‥
この辺りは、映画にもよく表れていましたね。
何かのトラブルや障害があると、いつも落ち着いて建設的に対応しようとするのがブライアンでした
なので、フレディもブライアンが暴走をある程度止めてくれて、良い曲を書き続けてくれたことに感謝していたようです。
この面では、確かに、ブライアンの真面目、冷静沈着、そして芸術性のある性格がクイーンを支えていたことは事実ですね。
バンドが有名になっていっても、ライブエイドのあの群衆を前にしても、ブライアンは必要以上に興奮することなく、自分の仕事を楽しみ、盛り上げながら果たしました。
そして、フレディの死後のショックで、うつ病になりアリゾナの医療施設で治療するほど、純粋にフレディや他のメンバーを愛せる性格でした。
確かに、ブライアンは、「人間としても、ビジネスマンとしても信頼できる性格」であったことが分かります。
【3】ロジャー・テイラーの性格は?
引用:https://matome.naver.jp/odai/2154245910179188701
バンドの中で、一番モテたのがロジャーであることに間違いありません!
その外見や甘い声など、特に当時は「ロックなのに甘い魅力」でロジャーに惹きつけられる男女がとても多かったわけです。
後期には、ドラマーでありながら、作曲面でも才能を発揮しましたね。
しかし、ロジャーの一番の魅力は、「外見に似合わない性格だ」と評価するファンは多いです。
実は、メンバーの中では、1番男っぽく、やんちゃで、おちゃめです。
この点は映画でもよく描かれていましたね。
フレディとまず対立するのが、ロジャーでした。
納得できないことは、応じない!という性格がよく表れていました。
この辺りはブライアンやジョンとは正反対でした。
どちらかというと、いわゆる「ロックンローラー」的な性格がロジャーだっと思います。
なので、女性だけでなく、ロジャーの男性ファンも昔から多いんですよ。
しかし、単なるわがままではなく、いったん納得したら、全力で協力したり、盛り上げる点は他の誰よりも切り替えが早かったようです。
「自分に向かない!」と、せっかく入学した歯学部大学をあっさり辞めながらも、別の大学に入り直し、学位を取得するあたりにも、その「わがままさと賢さ」が共存している点がよく表れていますよね。
このような、よくわかりやすい性格だったので、ロジャーは女性だけでなく、スタッフや周りの人々も接しやすかったようですね。
特に、頻繁に映画でも登場した、あの素敵な笑顔が正直な性格をよく表していた、魅力的な人物でした。
【4】ジョン・ディーコンの性格は?
引用:https://ja.uncyclopedia.info/wiki/
メンバーのなかで一番大人しい存在がジョンだと思われています。
実際、映画でも、一番目立たなかったのがジョンではないでしょうか?
クイーンメンバーのみんなが、
「ジョンとはけんかにならないんだ。答が返ってくるのに1日かかるから」
「ジョンもね、いかにももの静かな古典的ベーシストなんだよ」
「みんなの中でも、ジョン・ディーコンが一番安定してる。彼は岩みたいな奴でね」
など語っています。
特にジョンは勉強熱心で、株式や契約の落とし穴などにも精通していました。
ブライアンとは違う形で、バンドを軌道に乗せていく役割を果たしていたようですね。
しかし、ジョンも、単に大人しいだけではありませんでした。
「一皮向けば火のように激しいところがある」
「ジョンがうんと言ってくれなきゃ、僕等は何もできない」
「自信に満ちていたけど、ゆったり構えた感じでね。彼にはどんな難問もなく、『ああ、出来るよ、それ』って。」
このように、ジョンはマスコミや一般的には目立ちませんでしたが、メンバー間では頼りにされる存在でした。
冷静かつゆったりと構えていた性格は、ベーシストには多いですね。
いかがだったでしょうか?
他の感想を持つ方もいるかと思いますが、少なくても、今回の映画爆発よりも数十年以上前から、私のように感じてきた方も多いかと思います。
やはり、クイーンの4人は、それぞれに「人間的魅力」と「思いやり」を持ち合わせていたことが最大の魅力と思っています。
ロックバンドには珍しい、高学歴という事が、人間的な育ちにどのくらい影響したのか分かりませんが、この点が今でも愛され続けている秘訣ですよね。
「ボヘミアン・ラプソディー」では、この面も実によく描かれていると感じました。
もし、もう一度、映画を観る方は、このようなメンバーの性格を考えながら観てみると、新しい魅力が発見できると思いますよ!
引用:https://www.udiscovermusic.jp/essentials/queen
まとめ
クイーン メンバーの性格は?それぞれの人間的魅力を解説!
- フレディ・マーキュリー
思いやりとわがままさが天才的に共存するスター的性格! - ブライアン・メイ
バンドの「女房役」として、理性的に賢くバンドを導いた影の立役者! - ロジャー・テイラー
外見に似合わない、一番男気のあるロックンローラー的な性格! - ジョン・ディーコン
バンドで一番大人しい性格だが、安定した信頼性のある構え方が高評価!