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プリウスの事故が多い理由は?高齢者泣かせのシフトレバーが原因!?

プリウス事故2




相変わらず高齢ドライバーの事故が後を絶たないですね‥

警察庁によれば、2018年に死亡事故を起こした75歳以上のドライバーは前年比42人増の460人で全体に占める割合は14.8%と過去最高との事です。

しかも、事故原因を分析したところ、ブレーキやアクセルの踏み間違いなど「操作不適」が136人と30%にも上っているんですね。

高齢者ドライバー

その高齢ドライバーの事故ですが、実は、トヨタ「プリウス」での事故が多いと言われていることをご存知でしょうか?

ニュースに映し出される最近の大きな事故では、確かにそのように感じられます。

高齢者が運転するプリウスで起こした事故は‥

  • 今回の東京・池袋で87歳が起こした死亡事故。
  • 2017年10月、東京・吉祥寺の駅前で、85歳歩行者を次々と跳ねた事故。
  • 2016年、福岡市の病院に64歳の運転するタクシーが突っ込んで、10人が死傷した事故。

どれも、記憶に蘇る事故でしたよね。

これは、単なる偶然なんでしょうか?それとも、プリウスに何らかの原因があるのでしょうか?

プリウスのオーナーだけでなく、もし、親がプリウスに乗っているとしたら、とても気になる話題ですよね。

それで、この記事では、「プリウスの事故が多い」と言われている理由を調査してみましたので、ご覧ください!





プリウスの事故が多い理由は「オーナーの年齢層」?

プリウス事故1

「プリウスの事故が多い」と思われている、そもそもの原因は、下記の2つがあります。

【1】プリウスの販売台数自体が多い!

プリウスは2017年1月時点で累計400万台も売れた超人気車種なんですね。

運転していると、数分に1回はプリウスを見るような気もします。

当然ながら、絶対数が多いという事は、不具合や事故も多くなりますよね。

ですから、「流通台数が多い車がマイナスイメージも多い」という事は仕方ない事なんですね。

実際、事故率調査では、プリウスが他の車種に比べて突出しているなどというようなことはないようですね。





【2】プリウスのオーナーは高齢者世代が多い!

プリウス1

実際、トヨタでも、「これまでのプリウスの購入層は、50~60歳代以上が多かった」事を認めています。

これまでのクラウンを下取りに出し、老夫婦2人になった生活に合う、プリウスを購入する、という流れがあるようですね。

このため、「プリウスはシニアカー」と感じている方も少なくないようですね。

このように、

「販売台数自体が多く、さらにそのドライバーの多くがシニア世代」

という現象が、「プリウスの事故が多い」と感じてしまう、そもそもの原因のようなんです。

この点では、トヨタ側には全く罪はないですよね。

また、私の知人にも20代のプリウスオーナーがいますが、当然ながら全く問題なくプリウスに乗っています。

燃費が良くても、事故率高さと年齢で保険が高くて困る‥とぼやいていましたが(笑)





【プリウス事故が多い理由】「シフトレバー」と「ぺダル」にもあり?

プリウス4

しかし、ネット上では、

「プリウスの仕様は高齢者のミスを誘発しやすい」

という指摘も多いですね。

これには、プリウスオーナーの声も含まれているため、単なる噂では無いと言えそうですね。

主に指摘されている点は2点ありますので、ご紹介します。





【1】【プリウス事故】シフトレバーが操作しにくい!?

この点が一番指摘されていますね。

下記がプリウスの代表的なシフトレバー画像です。

プリウス シフトレバー引用:https://togetter.com/li/1339684

画像でも確認できますが、プリウスのシフトレバーは一般的なオートマレバーとは、下記の点で異なります。

  • 「P」がレバーではなく「ボタン」操作。

「P(パーキング)」レンジがレバーの途中にはなく、右上のボタンでの操作なんですね。

  • 「B」レンジがある。

「B」は「エンジンブレーキ」レンジなんです。

2,3速、もしくは昔の「O/D(オーバードライブ)」ボタンのような意味合いですね。

確かに、このシフトレバー構造は、「ん?」となりますよね。

私もレンタカーでプリウスを1日借りましたが、最後までシフトレバー操作に慣れませんでした。

せめて、「P」をレバーに加えて、「B」をボタンにすれば、まだ操作しやすいと感じましたね。

もちろん、このシフトレバーの誤操作だけが事故の要因ではありませんが。

このような配置のレバーは、他にもトヨタのSAI、ホンダのフィット(ハイブリッド)、三菱アウトランダー(PHEV)、マツダアクセラ(ハイブリッド)、日産リーフなどにも採用されているようです。

プリウス3

でも、それらの車種はプリウス程に流通していないこともありますが、ここまでの「事故多発車」としてはとりあげられませんね。

なので、ドライバー次第だとは思いますが、ただ、特に高齢者ドライバーにとって、「シフトレバー操作が分かりにくい」のは致命的ですよね。

高齢者世代は、100%がミッション操作→通常のAT操作と移行してきました。

その通常のAT操作時にも、「クリープ現象による事故」が多発した時代もありましたね。

そして、近年、さらに分かりにくいシフトレバー操作が事故を誘発する要因となっています。

ネット上では、

「プリウスが高齢者ドライバーに人気であれば、スマホのらくらくホンのような、高齢者専用の分かりやすいシフトレバーを作ればいいのに」

という声もあります。

確かに、それができれば、少なくても誤操作事故の一部は減り、さらにプリウスのイメージも良くなりますよね。





【2】【プリウス事故】ペダルの位置がミスを誘発!?

プリウスの事故が多い理由として考えられるもう一点が、

「ブレーキペダル位置が少し左寄り」

という造りです。

プリウス ペダル引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1511/09/news043_2.html

特に4代目のようですが、画像で見る限りでは問題なさそうですが‥

しかし、4代目プリウスを購入した私の友人は、

「ブレーキペダル位置が、少し左寄りに感じる。最初の頃、ブレーキを踏もうとして、それが少し左寄りだったためか、踏みそこなってしまい、そこで慌てて右に足を戻して踏んだらそれがアクセルだった。 自分はすぐ回避したが、高齢者が慌てると、そのまま踏み込んでしまうかも‥」

という経験を話してくれました。

珍しい状況だったのかもしれませんが、「ほんの少し」の違いが高齢者ドライバーにとっては、踏み間違い事故に繋がりかねない事は予想できますよね。

では、どのように予防できるんでしょうか?

「踏み間違い加速抑制システム」後付可能は「3代目」プリウスのみ!

プリウス2

この点、トヨタ側では、後付け出来る「踏み間違い加速抑制システム」で対応しています。

これは、トヨタの純正部品として全国のトヨタ販売店で取り扱われる商品なんですね。

車両の前方と後方の約3m以内にある壁などの障害物を検知し、ブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んでしまった際には、加速を抑制させる機能のようです。

価格は55,080円(消費税込・取付工賃などは含まず)となっていますが、一連の事故を考えると、装着できるなら迷わすしておきたいですね。

ただし、2019/4時点では、装着可能なのは、「3代目(30型)プリウス(ほかには「アクア」にも対応)のみ」とのことなんです‥

池袋でのニュース映像を観る限り、事故車は2代目(20型)でした。

まだまだ2代目プリウスは中古でも販売される人気車種です。

トヨタの発表によれば、対象車種は拡大していきたい意向とのことなので、早めに2代目にも後付けできるようにしてほしいですね。

プリウス5

いかがだったでしょうか?

プリウスの事故が多い理由を幾つか考えてきました。

決して、車自体の欠陥があるわけではない点も理解でしましたが、シニア世代には分かりづらい操作面もありました。

それで、親世代がプリウスに乗っているのであれば、下記を勧めましょう!

  • シフトレバー操作に特に注意させる
  • 3代目であれば、「踏み間違い加速抑制システム」装着を勧める
  • 2代目であれば、再度の注意喚起か買い替えを勧める

まとめ

プリウスの事故が多い理由は?高齢者泣かせのシフトレバーとペダルが原因!?

  • プリウスの流通台数と高齢者オーナーの多さが原因!
  • プリウス自体の欠陥はない!
  • プリウスのシフトレバーとペダル操作に特に注意!