「車は交通手段に過ぎない!」とお感じの方もいるかと思います。
確かに、車は「移動手段」である事は事実ですよね。
しかし、同時に「車は服と同じ」とも言われています。
どういう意味でしょうか?
それは、「車はその人のイメージ作りができるツール」だという意味なんです。
この点は、服と全く同じですね。
服は、その人のイメージを作り出すアイテムであり、人間性を伝えるものともなっています。
だからこそ、できる人は、自分が着る服に無頓着ではありませんよね。
そして、性別にかかわらず、そのような方は必ず「自分の年齢に合った」ファッションやヘアスタイル、メイクを選んでいくのではないでしょうか?
派手でも、若作りでもなく、逆に、地味すぎず、主張の強すぎないオシャレポイントを上手に演出していきます。
これにより、そのような方は、プライベートでも仕事でも、「トータルで良い印象を与える自分」を演出アピールしていけるわけです。
クルマもこれと同じです。
車は、特に乗る機会が多い方や状況では、服と同じように目立ちますよね。
私が住んでいる地方では、全体が車社会ですが、記憶が曖昧な方の事が話題に出ると、
「~(車名)に乗っている人しょ?」という会話になる事がよくあります。
普段から、その人の車まで見ているんだなぁと思いました。
ですから、車も、「年齢に合った良い印象や人間性を伝える」ツールとして考えて選ぶなら、とても強力な、自分のバックアップツールとなるのです!
この観点を持てるかどうかは、車だけでなく、生活や人生のあらゆる観点に影響します。
今まで、身を覆うもの(服)や通信手段(スマホ)としか考えていなかったものがたくさんあれば、それらに対する見方を変えて、自分を良い印象でアピールすることによって、知らない間に「味方」を増やしていくことにも繋がる!という見方を持ちましょう!
年齢に合ったクルマを考える2つのポイントはこれ!
では、「年齢に合った良い印象や人間性を伝える」クルマとは、どのように考えれば良いのでしょうか?
様々な点が挙げられますが、私は下記の2点を考えて選んでいます。
【1】若すぎない/老け込みすぎない
いわゆる、ファッションやメイクの「若作り」と同じ観点ですね。
男性でも女性でも、ミドルエイジなのに、20代と同じようなファッションやメイクだと、とても痛々しい印象になってしまいます。
本人は「まだまだ若い!」と思っているようですが、当然ながら、私たちミドルエイジは色々と劣化していく箇所があるわけですので、それに気づいていく必要がありますね。
逆に、妙に老け込んだような、または、外見を全く気にしていないようなミドルエイジも残念ですよね。
私は仕事で営業があるんですが、仲間に、同じ能力レベルや性格も似ている同世代のAさん、Bさんがいました。
違いは、Aさんは、年齢に見合った自然なオシャレを取り入れている、という点でした。
Bさんは、性格や人当たりは全く問題ないんですが、外見も「全く気にしていない」という事がお客さんにも分かる状態でした。
やがて、二人の営業成績は大きく差が出ていき、とても努力しているのに、Bさんは仕事を辞めなければならなくなりました。
能力も人当たりも大差ないこの二人の差は何だったんでしょうか?
以前、Bさんが担当していたお客さん数名(現在はAさんが引き継ぎ担当)に話を聞くことができましたが、共通していたのは、「Bさんの外見に無頓着なところ」でした。
お客さんから見ると、外見に無頓着だと、「仕事ができない、だらしない、いい加減、客観的に物事を観れない」などの印象を持つようで、結果的に、信頼性が低下していたようです。
もちろん、外見など一切気にしない!という方もいますが、多くの方は、能力や対応力が同じ程度であれば、「印象の良い」人間を信頼し、親しくなろうとか、この人から買いたい、とか、味方したい!という気持ちにさせるものです。
少し長くなりましたが、こんな経験からも、「若作り」と「無頓着」という両方の極端を避けた観点を持って、クルマを選ぶことがおススメです。
例えば、私も大好きで何台も乗り継ぎましたが、20代の頃に乗り回していたような、ラリーカーなどの「いかにも」の「スポーツ系」クルマは、落ち着きが欲しいミドルエイジには違和感を与えることになりますよね。
逆に、女性の方でも、全く気にしていないような、かなりの旧年式の軽自動車などだと、いくら人間としての能力や性格が良くても残念な影響を与えます。
それで、まずは、「若すぎず、老け込み過ぎない」クルマとはどんな車種なのか?という事を意識できるようになりましょう。
【2】ミドルエイジの落ち着きやセンス
「ミドルエイジ」というと、どんな印象を持ちますか?
日本語の「中年」だと、あまり良い印象がないですよね(笑)
でも、実際には、特に3,40代は、世界共通で、一番魅力ある年代とも言われているんです。
例えば、日本でも海外でも、ある程度の安定した人気のある俳優は男女問わず、この年代が多いですよね。
また、最近では、ビジネス面でも一番活躍しているのがこのミドルエイジ世代です。
この世代の本来の魅力は、下記の点と言われています。
落ち着きと若さのバランスがとれている
20代では示せない寛容さ、包容力などの落ち着きを培ってきているはずです。
同時に、気力や体力面でも、力があるはずですね。
人生の中でこのバランスが保てているのが、このミドルエイジ世代なのです。
センスのバランスもとれている
もちろん、人によりますが(笑)
しかし、一般的には、ミドルエイジは、色や味などの好みも、若いころのような極端や派手さだけに偏らずに、「落ち着いた中間(中庸)の魅力」が理解できるようになって来ると言われています。
色んなことに、安さや量より、「質の良いものを少量」という方向性に変わってきている方が多いかと思います。
このような、「落ち着きと若さ、センスのバランス」がとれている、という観点でクルマも選ぶことができます。
例えば、先程の「スポーツ系」の車であっても、見た感じから、すぐに「スポーツ系」「走り屋」系と分かるような車種ではなく、見た目は落ち着いた印象であっても、実はそれなりのスポーツ系実力のあるエンジンや足回りの車、というような感じで選ぶなら、ミドルエイジに相応しい、とい印象を与えられますね。
また、車体の色合いなどにも表れます。
逆にシニア世代であれば、ピンクや真っ赤、黄色などのとても派手な色合いの車体カラーや作りの車種でも逆に面白いと感じるかもしれませんが、ミドルエイジだと、まだ早い気がしませんか?
あまり派手な色とか、「中古で手頃だったから‥」というような理由で乗っていると、そこまでの事情を知らない周囲には残念な印象を与えてしまう事もありますよね。
いかがだったでしょうか?
年齢に合った車とはどういう意味合いなのか、そして、それを選ぶなら、どんなメリットがあるのかを少し考えてきました。
これまであまりこんなことは考えたこともなかった、という方もいるかと思います。
「単に交通手段だから‥」という考え方も、もちろんあるかと思いますが、せっかく、クルマを所有するなら、自分を上手にアピールして、ねたまれずに味方を増やしていくことに繋がれば得ですよね。
このブログでは、このような観点で、3、40代に似合うクルマに関する情報や、その他のお役立ち情報が提供されますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね!
まとめ
年齢に合ったクルマを選ぶメリットとは?2つのポイントはこれ!
- クルマはファッションと同じで自分の良い印象を伝えるツール!
- ミドルエイジの落ち着き、若さ、センスのバランスで選ぶ!
- 周囲にどのような印象を与えるかを意識!